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少し遅れたクリスマス(3)

 あけましてメリークリスマスッ!(;; )

 ※本文は続きからどうぞ。






 ナベリウス、凍土エリア内、極寒の雪山――ホワイトアウトなんて言葉が生温くなるほどに荒れに荒れている猛吹雪。
 暴風で人の声は愚か、原生種の叫び声もすぐにかき消される世界に、あぁしかし。
「ピィィィー!!」
「ミィィィー!!」
 白を濃く塗りつぶす膨大な雪崩と、其れに追い立てられている鳥と少女の叫び声。
 悲惨とも言える様相を呈しながら、其の声は遠き森林エリアまで響きわたるほどだった。



 物語を、少しばかり遡ってみよう。


 ――さて、どうするか。
 リリィから連絡を受けはしたが、ヴァントは事をそこまで重く考えていなかった。
 というのも、ラピピ自身はいつでもどこでも――惑星すら越えて――移動できるが、だからといって他の物をどんどん移動させるということはない。せいぜい持ち物くらい、それも渡した銃やおみやげのリンゴくらいだ。
 なら雪山へ飛び込んでも何も出来ずに途方にくれるか、誰かに相談へ戻るだろう。実際寒さから一度戻ったようだし。
「良い? 山三つ越えた先から来てくれた、本当に良い奥さんじゃない」
 ――むしろ俺としては、今のこの状況の方が問題だ。
 凍土手前の森林、ヴァントの親友である白岩熊のロクは今、黒髪の少女の前に正座させられていた。
「其れを何? ちょっと味が濃いからって文句言って作ってくれた焼き魚を投げるなんて」
『ゴォゥッ……』
 イヤイヤ、とでも言うようにロクが腕で頭を抱える。
 ――悪い奴じゃないんだが。
 普段よりも凍土寄りの場所で見かけた――それも何故か凍土に程近い森に住む巨狼、バンサ夫妻に諭されていた――から何かと思えば、この岩熊、奥さんに逃げられていたらしい。それも、三ヶ月前から。
 時々奥さんの集落近くまで様子を見に来ていたようだが、ヴァントですら、勝手についてきた凛に頼まれて質問するまで全く知らなかった。
「大体この辺りってもう凍土でしょ? そりゃ魚だって鮮度落ちるし干したりするのが当たり前、むしろしっかり塩利かせないと日持ちしなくなるから当然に」
 なんて家庭的なんだ、とバンサ・オングが関心したように頷く。
『ゴ、ゴウッ!!』
 ――あ、バカ。
 言った言葉に思わずため息が出るが、凛には分からないのが幸い――
「知らなかったから何言っても許されるなんて甘えた、男の人が言ってもキモイだけ!!」
 ガクリ、と完全にロクが膝をついた。そこをバンサ達の仔である小さな狼達が容赦なく叩く、踏む。
「何で今ロクの言葉分かったお前」
「あ、え、何となくダメ男が言い訳で『料理なんて知らないもん』とか言いそうだなって思って」
 すごーい、とロクを踏んでいた仔狼達が喜ぶ。どうやらバンサ・ドンナとロクの奥さんが元々親しく、その繋がりでこの仔狼達も可愛がってもらっていたので、迎えに来ない旦那に怒っていたようだ。
「……そういえば、オング、お前の奥さんは?」
『……バウ?』




 一人と一匹が首を傾げていた頃。
 ナベリウス・凍土エリアの最奥――普通のアークスが立ち寄ることはない銀世界の山の一角に飛び降りて、ラピピは椿から貰った服の効果を実感していた。
「ピィ♪」
 先ほどと変わらぬ猛吹雪の中でも、凍えて動けなかったさっきと違って、もこもこの服の中にいたらとてもとても暖かい。
 これで、後は、雪を運んで持って帰るだけ。
 そしてそれについては、ラピピはちゃんと考えていた。
 最初に来た時、ラピピが乗ってきたキャンプシップ――椿やヴァントが色々してくれて、ラピピでも使えるようになっていた――を停めたのがちょうどこの下。
 出入りする為の扉は、全開にしておいた。
 だから、後は。
「ピピィ」
 ――雪を流し込めば良いんだ。
 常人が聞けば即座にストップをかける――ヴァントですら考えつかない――お話も、されどラピピ一羽の状態では意味はなく。
 ――でもどうやったら雪を流し込めるんだろう?
 ただし良い方法が思い浮かんだ訳でもなく。
 ラピピは一人、どうしようもなく首を傾げた。
 そんな中――


「さぁさぁ、僕と勝負するニャウ!」
「むー」
 とある謎生物と童女の対決は、突然始まっていた。


 ――ちょっとずつ運ぶ? 冷たすぎるー。
 首を傾げる。なんか後ろからの声が気になるけれど、無視する。


「ついて来れるかニャウ!」
「ワン!」
 なんか猫っぽい、でも二足歩行の上尻尾はリスっぽく、何故か人語と大剣を操るニャウへ、童女は容赦なくイルメギドを放つ。


 ――銃で撃ってみたけど全然動かないし。
 風下なのか吹雪が少しずつ入ってるらしいが、そんなのではライブに間に合わないだろう。なんかメギドっぽい音とか気配はするが無視だ。

 
「ニャウ!?」
「ワンワンワン!」
「ニャゥゥ!?」
 童女なりの手加減か、イルメギドは一つだけ。しかしそれが犬のような大きさで追いかけてくればニャウとしては怖いものがあるだろう。


 ――キャンプシップを雪に後ろから突っ込ませる? 無理無理。
 思い浮かばない。後ろはうるさい。
 何だか、イライラしてきた。


「ニャゥッ、くーらーえー」
「アンアンアン!」
「ニャゥゥーー!?」
 大きく動き回ってニャウが振りかぶる。けれどイルメギドが暴れている間に最大火力のナメギドを準備していた童女は迷わず狙いを大剣に定めていた。


 ――考えてるのに……うるさい。
 カシャーン、と何かが砕けた音が、ラピピの良心が消えた瞬間となった。
 チャキッ。
「ニャ、ニャ……」
「ピィィィッ!!」
 ――うるっさぁぁぁぁい!
 振り返る。
 即座にガルドミラ――ヴァントさんから貰った――フルオート。
 泣いて腕を振り回す、どっかで見たことあるような猫に対して。
「ニャゥゥゥゥ――」
 撃ち続けるだけ撃ち切って、小さく息を吐く。
 泣いていた猫は遙か彼方まで吹き飛んで、もう姿形も見えなくなった。ついでにうるさい泣き声も消えてくれた、随分とすっきりした。
「鳥だー」
「ピ?」
 それでようやく、ラピピは童女――くーちゃんに気づいた。
 が、なんかいつもと全然違う。なんかもこもこ白い服で帽子には角みたいなのがついてる。
「羊スタイル」
 ――?
 もこもこ毛玉にしか見えなかったけれど、どうやら服にこだわりがあったらしい。
「サンタルック?」
「ピィ?」
 ラピピを見ながら問われるが、よく分からず首を傾げた――刹那。
 グン、と空が歪んだ。
「――ピッ!」
 あの猫が帰った後に、凄く強い何かが来る事がある。
 今回も其れなのだと身構える。隣を見れば、くーちゃんも杖を持って下がっていた。
 歪みが捻れ、空間が繋がり――
 其れは、雪道を踏みつぶし、ラピピ達の前にその巨体を表した。
『ウォゥゥ――ウォ?』
 きょとん、としたーーというのが比較的近そうな顔をする、一体のバンサ・ドンナ。
 一般的なファングバンサーよりも大きいこの女性には、ラピピは見覚えがあった――多分くーちゃんも。
 ――ヴァントさんの友達の狼さんだー。
「ぴぴぃ!」
 声を掛けて、手を振ってみる。
『グォゥ!』
 向こうも分かってくれたようで、尻尾をふりふりとしてくれた――くーちゃんの構えていた杖は容赦なく前足でペチと叩いていた。
 どうして呼び出されたのかはよく分かってないらしい。
 ――そうだ、この人とくーちゃんに相談してみよう!
 思いついた名案に、ひとまずガルドミラをバックに戻して――
 ぐらん、と地面が揺れた気がした。

『ウォゥ?』
「――む」
「――ピィッ?」

 足下が滑り、視界が狂う。
『グォゥ!』
 瞬時に気づいたバンサ・ドンナが叫んで、ラピピとくーちゃんと次々とくわえ放り投げた。
「あーれー」
「ピ、ピィッ!」
 遅れて気づく。雪がどんどん下の方へ滑る、大きな雪崩が起きていることに。
 バンサ・ドンナ自身も高く飛び上がり、第一波をやり過ごす。けれど一度発生した雪崩は続いている。地面にこのまま落ちればすぐに飲み込まれる。
 慌てて彼女の長い毛を両手で掴み、くーちゃんに足を伸ばす。理解してくれたか、空中で無理矢理腕を伸ばしてくれた。
 そのままバンサ・ドンナが地面に降り立ち、
『グゥォォォッ!!』
 そのまま掴んでおきな、と。
 そう叫んで、ドンナがナベリウスの森林エリアへ向けて猛然と跳び立ち――
 力の弱かったラピピと、ラピピに掴まっていたくーちゃんは、思い切り大空へと――ついでに雪崩の進行方向へと――吹き飛ばされていた。
 ――うわぁー。
 一瞬だけ、気持ちいいなーとか考えて。
 次の一瞬に、現状に気がついて。
『――ォゥ』
 安全な岩場まで駆けていたドンナが、遠くで唖然とこちらを見上げているのが、しっかりと目に焼き付いて――
 隣のくーちゃんを、思わず見やる。きょとんとしていた。きっと、ラピピ自身も――でも、お互いすぐに状況を理解させられた。

「ピィィィィィィィ!!」
「ミィィィィィーー!!」

 遅れて響いた二つの絶叫は、ナベリウスの上空を駆け巡った。


『そこは足でしっかり掴んでくーちゃんが手を掴むとこでしょー!?』
 くーちゃんの端末越しに、そんな笑い声が響いていた。



「――ん?」
「おや」
「何か聞こえましたね」
「聞こえたね」
 凍土エリアの奥地――ロジオからのオーダーと物見遊山を兼ねて散歩に来ていたライサと朱雀、そしてダーカー系の討伐依頼を受けてきたリンとイリスである。
 目的地が似た地点であった為、雑談混じりの旅をしていたが――
「む。あれは、バンサ・ドンナかい? 随分と珍しいね、森林でもないのに」
「どうやら鳴いているようです。空へ――雪崩、のようですね」
 イリスとリンが口々に言葉を交換する隣。
 狼が鳴いている空を見つめながら、朱雀は冷や汗を拭いながら、隣の死神に呼びかけた。
「……ライサ氏、僕の目が悪くなったかな? スキージャンプみたいに横に飛ばされてる鳥、どうにも着飾ったラッピーみたいなんだけど、あんな種類は終ぞ見たことがないんだが――彼以外には」
「その横で飛んでいる毛玉の中、見知った子供が見えません? しかもあの方向――雪崩に直撃するコースですよ、あれ」
 同質の汗を流す二人と、雪崩を見送る二人の視線の先。それらに気づいているのかいないのか、もこもこ毛玉の杖から結構な火弾が放たれた。
「おや、そんなことをしたら」
 法撃使いであるリンの目が細まる。ダーカー相手ならともかく、自然現象にテクニックを使っても自然現象同士のぶつかり合いになってしまう。
 そんな彼女の予想通り、結構な火力と雪崩がぶつかった地点で水蒸気爆発が起きた。
「くーちゃーん!?」
 朱雀が叫ぶ、がそんな彼女の予想に反してそこから何かが飛び出してきた。 
 勿論、もこもこ毛玉とそれに掴まるラッピーである。
「あれは、なるほど、爆発の勢いでライドスラッシャーの勢いを上げたのですね」
「シャープサイクラーとはずいぶん上質な物を。確かに爆発への耐久性を考えればそこらの武器ではダメでしょうが」
「いや、くーちゃんは単純に使えるから使っただけだと思う」
 トナカイの牽くソリとは比べ物にならない速度で滑空す大剣に乗った一人と一匹は、見物客が話す間も必死に斜め下ーー森へ向かっている。
「……雪崩の範囲から逃げようとするには、面白い手ではありますけれど」
 全ての流れを断ち切るようにライサが呟く中でも、大剣は雪の上を滑り続け――
 遙かに巨大な雪崩に思いっきり飲み込まれた。
『あ』
 ザァァァ、と無慈悲な音が広がる中で、ライサがただただポツリと呟いた。
「――まぁ、あの速度では無理でしょうねー」
「確かに。私でも無理だろうね、あれでは」
 イリスの相槌に、死神は軽く頷いて。
「私なら波を切るか上を走りますね、雪崩程度なら」
「ライサさん、常人に不可能な提案をされても誰一人真似できませんよ」
「あの位置ならテレパイプで逃げられなかったかな。何とか行けそうな気がするんだけど」
「――いや、朱雀さん。其れは不可能だったよ、あれを見て」
 何かを見つけたらしいイリスが、若干震えた腕で雪崩の跡を指し示す。
 残った三人は其れを見て――
「うわぁ」「……なんと」「……何故でしょうねぇ」
 ただただ、困惑と驚愕を吐き出すことしかできなかった。
「……滅多に見ない光景だし写真撮っておこう」


 雪崩跡に四人が足を踏み入れた時には、事態は沈静化を終えた後であった。大地が白く分厚くなった以外は、いつもと同じ静かな物だ。
「おーい、くーちゃーん、ラピピー」
「大丈夫ですかー」
 その中で、声を上げながら飲み込まれた二人を探す。反応のあった付近を捜索するも、中々に返答はない。
 いくらフォトンの防壁があったとしても、この豪雪ではそう長くは耐えられそうにない。
「これは早めに、遭難連絡でも――」
 刹那。雪の白化粧をぶち抜く炎の柱と闇の矢が、雪原の一カ所から飛び上がった。
「……必要なさそうですね」
「あれは、噂の複合テクニックかい?」
「いえ、確か風と雷だったはずですが」
 大穴が開いた箇所に、全員で駆け寄る。
 綺麗な円形に開かれた雪の穴の中、四人で見かけたもこもこ毛玉が、ブルブル震えていた。
「みーみー」
「おーいくーちゃーん、出られるかーい」
「みーみーみー」
「聞こえてないのかな? というか、あれは何を言いたいのか私には分からないんだけど」
「猫が鳴いているようにしか見えませんね」
「とりあえず、掘り出しましょうか。皆さん、少し離れていて下さい」
 そう言って、ライサが穴から離れる。彼についていく形で三人が離れるや否や、刀を一閃。雪を吹き飛ばして、穴まで通じるスロープを完成させた。
「流石だね、ライサさん。お見事だよ」
「どうも。さて、反応は――と」
 反応は、即座であった。ダダダダダと、毛玉が駆け足で飛び上がってーー近くにいた朱雀に抱きついた。
「寒い寒い寒い寒い寒い寒い」
「あーはいよしよし、っていうかあの僕も寒いんですけどあのあの……」
「まぁ、当然寒いでしょうね雪の中に居たんですから」
 ちゃっかり安全圏に離れていたライサが、楽しげに笑って言う。其れに、
「……所で朱雀さん、寒がっている所申し訳ないのですが一つお聞きして構いませんか?」
「ん、なんだいリン氏?」
「……この、顔から雪に突っ込んでいるラッピーは、確かあなた方の知り合いの?」
 朱雀、ライサがそちらを見やって。同時にコクリ、と頷いた。
「多分そうだと思うなー、ごめん掘り出してあげて」
「分かりました」
 よっ、というかけ声と共に、雪から一羽のラッピーが発掘――眠ったままの其れは、しかしクーガ同様に。
「ぴー」
「おや、これは……寒いですね、えぇ」
 掘り出したリンの体に引っ付いた。寝ているとは思えない強烈な抱擁だった。
「ラッピーに抱きつかれるなんて幸運だね、リン」
「そう思うなら代わって下さっても良いのですよ」
「謹んで遠慮させて頂くよ」
 寒さで震えだしたリンから一歩下がって、イリス。
 巻き込まれてたまるかと表情に出ている。
「まぁ、一旦我々のキャンプシップにでも戻りましょうか――おっと」
 ライサが言って、雪原――ナベリウスの森林エリアから繋がる方へと視線を投げる。サクサクと雪を踏みしめる足音が二つ、聞こえていた。
 そうしてすぐに白銀の世界へ足を踏み入れてきたのは、
「――酷い状況だな、これは」
「うっわー、何が起きたのこれ」
 バンサ・ドンナから簡単に話を聞いてやってきたヴァントと、森林エリアから移動する際ちゃっかり雪山仕様に着替えた凛の二人であった。


「――まぁ、運がなかったな」
 一旦、森林エリアの方に全員で移動した後、野営用巨大テントで暖を取った。ラピピは変わらず眠ったままで、くーちゃんと朱雀とリンはすぐに着替えることになった。
「相変わらず緊急事態に良く出会うね、くーちゃんは」
「みー」
 ズズズ、と暖かいお茶を啜りながら、クーガが不満そうに唇を尖らせる。
 何もしてないのに何で、と言いたげに。
「あの時のバンサ・ドンナはそういう事でしたか。その、話が通じるというのは、やはり良く分かりませんが……」
「私としては、ラッピーが字を書いてツインマシンガンを持てることに混乱しているんだが。ラッピースーツとかじゃなくて本当にラッピーなんだよね?」
「『中に誰もいませんよ』」
「やめんか」
「イリス、そこは考えるのを止めましょう」
「俺達が通った道だ、諦めてくれ――ところでラピピの乗っていたキャンプシップが近くになかったか?」
『……あー』
 話を切り替えるヴァントに、クーガを除いた四人は異口同音に声を上げた。
「何か知っているのか、多分今日はそれで来てるはずなんだが」
 重ねて問いかけるヴァントに、若干言い辛そうにしながらも、朱雀が自身の端末をそっと差し出した。
「あのさ、ヴァント氏。ほい、これ」
「ん? ――――あ?」
「どれどれ――え」
「きゃー」
 朱雀から差し出された写真を前に、ヴァントの体が石化し、凛の思考が凍り付く。くーちゃんは即座に杖を持って走り出した。
「くーちゃん、止まるんだー!」
「だて、設備、ものは大事にって」
「ですがあそこまでなってしまったら無理でしょう」
「溶かした所で内部は濡れて――端末系は全滅でしょうね」
「え、え、その場合の費用は誰持ち?」
「ラピピ君、ですかね。故障で閉まらなかったならともかく」
 現実を理解したくない、とばかりに停止するヴァントは無言。しかし現実は彼が見ていないだけで何も変わっていないだろう。
「……どうするのがベストだ、これ」
『……ノーコメントで』
 彼が見つめる端末の中には、後部ハッチを開いたままの形で、無惨にも雪崩に呑まれた一機のキャンプシップが写されていた。




 ――あとがき。
 未年になっちまったよ! まだ終わらねぇよこんちくしょう!(;; )
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テーマ : PHANTASY STAR ONLINE2
ジャンル : オンラインゲーム

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