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Possible world~ある終わり~

 続きから、ご覧下さい。

 ※同時間軸 別視点での物語(相方のブログ)
 目を疑うべき話      



 ――パキンッ。
「ん?」
 突如として響いた、耳障りな異音。
 ベイゼを片づけて知り合いと言葉を交わした後、ライサは一人、仮面の下で顔をしかめた。
 愛用の骸骨のお面ではなく、されど何かが割れた音――嫌な予感がして、アイテムパックを漁る。
 有った。先ほどの店で買ったばかりの狐のお面。正面からとても綺麗に、真っ二つなひび割れが走っていた。
「――買ったばかりなのですが、不吉ですねぇ」
 そういえば、普段なら大暴れしている筈の少年の姿が見えないのは何故だろうか。
 この仮面も、彼と別れた直後に購入したもの――
「――彼に限って、まさかとは思いますけど、ね」
 誰に言うでもなく、思うままに呟く。
 そうして、ライサは次のエリアへの入り口を前に、己の思考を戦場の其れへと切り換えた。




『初めまして』
 いつか交わした、始まりの会話。
 自分と同じ位の背で、凛とした瞳で見つめてきたことは、今も尚思い出せる。
『あなたのサポートですから』
 冷たく素っ気無かった、出会ったばかりの頃のこと。
 事務的な会話を好み、どこか他人行儀だった頃。
『マスター! 無茶です、逃げてっ!』
 初めて、マスターと呼ばれた時のこと。倒れていたリユイを庇って、二人まとめてヴァントに助けられた日。
 泣き顔で看病していたと、後でヴァントから教わった。
『マスター、ご飯できましたよー』
 毎朝、二人分の朝食を作りながら起こしてくれること。
 時々四人になったりもっと増えたりするけれど、彼女は文句こそ言えど、どこか楽しそうに作ってくれた。
『……一人にしないで下さいね?』
 いつかのファンジで連れ去られて、中にいたアロガナーダとタイマン勝負をさせられた時。
 必死に後を追いかけてきてくれたお陰で、今もまだ生きていられた――滂沱の涙への対応はしたけれども。
『――私は、ユキナミさんと、一緒に、生きていきたいんです』
 そして、ほんの数分前に話してくれた、伝えてくれた彼女の言葉。
 戦闘以外に何もなかった少年に、存在したいという意志を生み出してくれた。
 初めて生まれた、想いの始点。
 死んでいなかっただけの世界から、これからも生きていくための世界へ――



 ――今ヲ生キ、永劫ヲ、二人デ在ル為ニ――


 残った三本の手足を使って、壁から外へと起き出して。
<己ト彼女ニ仇ナス全テヲ>
 枕詞を解き放ち、世界の光景を塗り替える。
<例エ、己ノ体躯ガドウナロウト>
 轟、とフォトンが渦を巻き、片腕と両足と、己の持つ秋断へ。
<切ッテ刻ンデ晒シテ滅シテ>
 動き出していた三匹の鳥が、遥か遠くで気付いたように、急ぎ動き出し――
<――消エテ逝クマデ殺シテヤルヨ>
 ユキナミは、刃と共に飛び出した。


 鳥達が到達するより早く、地を蹴って接近。狙いは、一番奥にいる雷鳥。
 瞬時に、側面から氷の光――遅い。突っ切る。
 地面が揺れる――炎。吹き上がる其れに合わせて、上空へと飛び上がる。右足の膝から先が焼け落ちた――まだ、生きてる。
 飛び上がった先は、尻尾を振りかぶった雷鳥の眼前。フォトンを纏わせた刃を振り翳し――横薙ぎ。
 反応を許さず、振り抜く。
『――セァァァッ!!』
 咆哮――斬撃。一文字を刃が描き、首から上が吹き飛んでいく。雷鳥は体を捻り上げたまま、動かなくなった。
 まず、一羽。
 塵に還り逝く其の胴体を左足で蹴り飛ばして、地上へと身を踊らせる。今まで居た空間に、炎と氷が殺到した。
 瞬時にフォトンを右足へ――義肢を生成。吐き出しかけた血を、必死に飲み込む。
 着地すると同時に転進、ダッシュ。若干遠くに見える炎鳥ではなく、氷鳥。
 飛来する炎の弾丸は全て見切って、氷鳥の足元へ。標的が僅かに浮いて、即座に降下。地表から、氷が剣山のように突き出した――見切って、空へ跳ぶ。
 間に合わず、左足が串刺しに。無視して、腹部へ刺突を叩き込む。
 ヒビが走って、刃が沈んで――
『――ッッァァア!』
 ズン、と確かな手応えと共に刃が深くまで突き刺さる。完全に砕けた腹部の顔を、縦に裂く様に切り上げる。
 斬撃が走って、氷鳥の上部が真っ二つに寸断。左右に切り開かれながら、黒い塵へと消えていく。
 二体、屠った。
 炭化した右足は、軸を残して崩壊。左肩から先は感覚も無く、全身の傷も最早癒えない。
 されど、まだ戦える。フォトンで作り上げた足があれば、右腕があれば、まだ、動いていられる。
 ――ヨシ。

 最後の一匹。炎の鳥。
 最後の敵へと振り返り――ユキナミは、瞬時に思考を停止した。
 光。紅黒の、ダーカーが持つ禍々しい光。
 其れが、最後の敵の全身、ありとあらゆる場所から溢れ出て――否、膨張している。
 其の体を内側から突き破らんとするばかりに――
『――グィァァァ……!』
 其の様子を見たことが、ユキナミには幾度もあった。
 されど、小型の機甲種で、だが――スパルザイルの、攻撃手段として。
 ――自爆!?
 膨張を続ける体躯と、裂け目から吹き出す炎混じりの光。
 既に瞳に正気はなく、最早事切れているとしか見えない姿。
 ダーカーが自爆するなど、聞いた事もない。けれど、眼前の光景を否定する事は、何一つできなくて。
 スパルザイル――ユキナミの腰まで程の小型機械の爆発ですら、まともに飲まれたら生死の淵を彷徨う程の破壊力。
 其れが、あの規模のダーカーが、自爆するのだとすれば、其の規模は――
 リユイの眠る公園まで崩壊しても、余りある物で。
 ――リユイ――!
 逡巡する時間すら、与えられる事も無く。
 膨れ上がった其の体躯から、紅黒の光が放たれる、其の寸前。
 エリアの端、リユイを寝かせた公園へ向け跳躍。
 着地と同時に、少女を背後に、己を前に――
 秋断を、大地へと突き刺して。
 全身を巡るフォトンを。壊れた足を司る光を。
 自らの体躯が生み出す、命の息吹。
 其の全てを、秋断へ――

 視界の端で、鳥の体躯が吹き飛んだ。
 全てを塗り替える、紅闇の因子と焔の暴風が世界へと吹き荒れる。
 瞬時に、闇を弾くフォトンの斬撃を、迫り来る衝撃波へと叩き付け。
 全てを飲み込む因子の奔流に、自らのフォトンを壁として――


 ――生き、て――




「――あー、つっかれたー……」
「ぴぴぃ……」
 全体通信によって、ほぼ全てのダーカー反応の消滅が宣言されたストリートエリアで。
 つい今の今まで戦場だった広場のベンチに腰掛けて、リィとラピピは力なくうなだれていた。
 大慌てで飛び出して、片っ端からラピピと二人でダーカーを潰しながら走り回ってきて、いい加減に疲れ果てた。
 ――とりあえず、これで、落ち着いたかな。
 一通り殺し尽くして、周囲のダーカー反応は消滅。負傷者の救護もほぼ完了――手遅れな人も、多かったけれど――した。
 少し休んで、其れからまた走り出せば、この騒動もなんとか収まる――

 瞬間。
 大地が、揺れた。

 ――!?
 小さな池に巨大な石が投げ込まれたような、凄まじい揺れの波。
 一度大きく揺れて、其れきり沈黙する。周囲のアークス達がざわつく中、リリィはふと、気が付いた。
 ――そういや、今日、ユッキー見てない。
 映画館に行った彼らが、今回の件に巻き込まれているのは確実で。
 にもかかわらず、これほど大々的に広がった戦場で、彼らの姿を見ない。あの化け物二人が雑魚にやられるなんて、想像できない。

 ――だが、今の衝撃が。
   彼らが戦っていた相手が。
   今の衝撃を放つレベルの、化け物だったなら?

『ユッキー、いる!?』
 秘匿通信で呼びかける――返事が無い。反応すら、無い。
 普段なら、間髪入れずとまでは言わなくとも、すぐにでも返事が来る筈なのに――
「ラピピ!」
「ぴっ?!」
 声を荒らげて、隣で休んでいた相方の名前を叫ぶ。彼が思わず飛び上がり、周囲のアークスの視線が此方へ向いたのも分かった。
 其の全てを無視して、リリィはただ言葉を続けた。
「ユッキーと連絡取れない!」
「――ぴっ!!」
 嘴を閉じて、彼が了解だとばかりに敬礼。言わんとしたことは全て通じてくれた。
 そうと決まれば後は行動。何処にいるか、検討も付かないままだけど――
「行くよ」
「ぴっ!」
 リリィは即座に、戦場跡へと駆け出した。
 一切のためらい無く、躊躇無く。




「――! ――イ!」
 ――……っ……?
 深いまどろみの中、どこか遠くから聞こえた声。
 聞き覚えのある誰かの言葉に引きずられるように、意識が浮上。
 寝かされていたようで、若干体が重い――瞼を開けて、世界を確認しながら、ゆっくり体を起こす。
「リユイ、良かった。目が覚めたのね」
「……マン、ルーン?」
 見覚えのある、知り合いの少女。
 彼女は心から安心したように、柔らかく息を吐いた。
「痛みはある? 怪我はない?」
「ユキナミ、さん、は?」
 問いかけながら、周囲を見回し――
 それに、気づいた。
 視界の端――折れて尚、突き立った秋断と。
 其の傍に座る、マスター。
 ――身動きすらしない、大切な人。
「ユキ、ナミ……さん……?」
 疲れた体を、動かして。
 彼の傍へと、歩み寄る。
「ユキ、ナミ……さ――!!」
 そして、気付いた。
 突き立った秋断を持つ腕――黒く焦げ、焼け爛れた腕『だった』ものに。

「ユキナミ、さん!」
 駆け寄って――言葉を失った。
「ユキ、ナミ、さん」
 座り込んでいた足は膝から先を失って、着ていた服はほぼ全て焼け焦げて。
 左腕は肩から先が消えていて、右腕も炭と化していて。
 全身に無数の裂傷と、火傷。焼き切られた跡も。髪には氷が張り付いて、顔は溢れ出す血と、一部が焼け爛れて、左目の有った場所が溶けて消えていた。
 生きている事が奇跡な、程に。
「――ユキナミ、さん! ユキナミさん――!!」
 必死に抱きしめて、名前を叫ぶ。
 どうして、彼が。
 ずっと、一緒にいるって言ったのに。
 大丈夫だって。
 大丈夫だって、言ってくれたのに。
 答えはない。返事も、ない。
 反応も、ない。
「――嫌! 嫌です! 死なないで、お願い――!」

 ――ポゥ。
 咆哮を、あざ笑うように。
 淡く、優しい光が、彼の体から溢れだした。
 ――フォトンへの回帰。
 この現象は、何回か、見てきた。
 一切の処置ができない、死にゆく者達が時折見せる、紛れもない『死』の合図――
「ずっと、一緒にいてくれるって――言ったじゃないですか! 一緒だって、ずっと、だって――」
 言葉が詰まる。視界がぼやける。
 声がでない。涙が溢れる。
「嫌、嫌! 嫌、嫌――!」
 必死に、叫んで――




 ――これが。終わり、なのかな。
 衝撃波を切り裂いて。残りの波を、全てのフォトンで受け止めて。
 ユキナミが覚えているのは、そこまでだった。
 動けなくとも、残ってはいた体から、感覚が消えていく。
 意識が、遠くなる。
 ――あ、なんだろ、あったかいや。
 ふわりと、何かが溶けていく。消えていく。
 ――此れが、終わりなのかな。
 体が消えていくのを、はっきりと感じながら。
 少年は、そっと、意識を閉じて――

「――ナミ、さん! ユキ――」
 ――……あれ……?
 遠くなる世界から聞こえてきた呼び声に。
 僅かに、意識を連れ戻される。
 光が、緩やかに瞬いて――

「――嫌、嫌――!!」
 ――……リユイ……?
 涙。
 泣き顔。
 大切な、少女の。
 守り抜いた、守り続けた少女の。
 ――……あぁ、そっか……。
 必死に、叫んで。泣いて、叫んで。
 暖かい光の中で、叫んで――

「――ずっと、一緒――ずっと、だって――!!」
 大好きな、彼女が。
 ずっと、泣いて、泣いて――
 ずっと、一緒だと。
 そう伝えたのに、一人を置いて消えていく。
 映画の中のハンターみたいに。
「ユキナミさん! ユキナミ――!」
 彼女を泣かせたまま、消えていく。
 ――……少し、だけ。動い、て――
 光へと変わっていく、自分の体。
 消えてゆく腕を、残された力で動かして――
 泣き叫ぶ少女を抱き締めて。
 目の前にある、可憐な花が咲いたようなリユイの口元に。
 想いを込めて、キスをした。

「――大、好き」

 壊れた喉が音を発して。
 そして、意識が光となって――

 ――ごめん、ね。


 世界が、遠く、消えた。





「――……え……?」
 光へと消える、その一瞬に。
 僅かに触れた、最後の口付けと。耳朶を打った、一つの言葉。
 其れを最後にしたように。彼が光へと変わり、溶けていく――
 彼の存在が。
 彼の命が。
 リユイの見る、その目の前で。
 世界へと、消失した。

 刹那。
 ――あ、あ、あ――
 抉られたと錯覚せんばかりの痛みが、頭に走って。
 直後から。意志が、記憶がーー潰されていく。
 彼の存在が、消失していく。
 記憶から、意識から、世界から。
 何かが、誰かが。大切な其れが。
『マスターの死と共に前マスターの全てを忘れ――』
 消えていく。溶けていく。消えていく。
 彼と。マスターと生きた日々が。世界が。時間が。
 ――消えるな、消えないで、消さないで、消さないで――
『死したアークスなど、ゴミ以下だ』
 いつか叩きつけられた、問いへの解答。
 マスターの補助役でしかない、サポートパートナーであるが故の、記憶の強制消去――

『――イ、こ――しいよ――』
 消えていく。美味しいレストランを見つけた喜びが、その時見れた幸せそうな笑顔が。
『――い! 駄―だ――リ――、―断――』
 油断して、ダーカーの罠に隔離されかけた時の恐怖と、困ったような彼の表情が。
『ご――なさい。そん――気にす――んて、――て―み――った』
 本気で喧嘩した後、一日経ってから謝りあった際の、お互いのばつの悪い表情も。
『リユ―。一緒――、――と』
 一緒だと。ずっと、一緒だと、伝えてくれた、優しい笑顔も――
 何もかも、全てが消えて――

「――嫌! 嫌、嫌!」
 叫び、紅の羽を世界に撒き散らす。
 ――消えるな、消すな、消さないで!
 世界が書き替わる。ねじ曲げられる。
 絶望的に痛い。頭の中心が。心の奥が。
 痛みが、彼の存在全てを、消し去っていく。
 大事な想い、大好きな人。
『大、好き――』
 その全てが。遺された彼の意志が――
 ――ァァァァァ!!
 まき散らした全ての羽から、雷撃を解き放つ。
 自らの頭――その中心、激しく痛む箇所へと向けて。

 消せはしない。消させやしない。
 永劫を生きる約束を。隣を歩いたその日々を。
「ユキ、ナミ――!」

 ――私は、あなたを、想っています。


 鳴り響く雷鳴の嵐の中で、少女は泣き叫び、咆哮した。
 雷に焼かれながら、決して消せはしないと。
 想い人の名を――最後まで。




「――貴様、邪魔をする気か」
「彼女は病人です、今は安静にすべきと医師からも言われています」
 ――……?
 どこかで聞いた声が耳を打つ。
 深層にあった意識が浮上して、閉じていた目を開け、体を起こした。
「む。目が覚めたか、無能が」
 どこかで聞いたような声。
 相手を酷く見下した男の声だ。
 周囲を見回しながら、体を起こす。
 純白のシーツで覆われたように、白一色の部屋だった。
 ――病、室?
 いつか、誰かが食当たりで入院した時に見舞いに来た部屋と酷似している。
「ぴ、ぴぴぃ!」
 壁際に座っていたらしい鳥が、飛び上がったのが見えた。
 部屋の中にいるのは男と鳥と、少女二人のみ。
「貴様如きの為に、この私が来てやったんだ。ありがたく思え」
 部屋の入り口から聞こえてきた男の声に、そちらへと視線を投げる。病院送りにしたかつての教官が、ひどく冷たい目でこちらを見ていた。
「わざわざ来る位なら来んなって。とっとと帰れや禿親父、うざいんだよ」
 少女達が半眼――片方はもはや殺意のこもった其れ――で男を睨みつける。
 されど、男は意に介した様子もなく。
 ただ、事務的に言い放った。
「――サポートパートナー、リユイ。貴様のマスターが決まった、急ぎ支度を整えよ」
 ――え?
 今。
 目の前の男から言われた言葉が理解できず、停止する。
「あんた脳味噌いかれてんの? 突然そんなの言われてはいなんて言えるわけないでしょーが」
「問題ない。前マスターの生存反応が消えたと同時に、かつての情報は消え去る。それならばどんな無能であれ、寝かせておく暇はない」
「……」
 抗議するを聞き流し、男は冷たく言葉を続けた。
「何をしている、アークスの決定には迅速に従え。無能はやはり、死んだゴミが似合い――」

 刹那。
 ――。
 思考することもなく。
 考えるまでもなく。
 その男へ、腕を向けて。

「あの人を……!」
 制限を破壊して。
 フォイエを、解き放った。
 激しい轟音と共に、男の真横の壁が灰になって、瞬きの間に崩れ落ちる。
「ひ、ひぃ?!」
 先ほどまでの威勢も消えた、男の裏返った悲鳴。壁が壊れたことで、激しい警報が流れ出す。
「撤回しろ」
 周囲に構わず、腕を動かして――

「――ユキナミさんを! 馬鹿にするなぁっ!」

 涙で滲んだ視界の中。
 守り抜いた記憶から。
 大切な人の名前を叫びながら――
 泣きながら、その炎を解き放った。


 ――ユキナミさん。私は、あなたを愛しています。
   世界が壊れても、永遠に。
   私が死してなお、生まれ変わろうと。
   あなただけを、想っています。



 ――あとがき。
 物語「Possible world」にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
 この情け容赦のない終わりーーマスターの死と、其れによる想いの破壊を書きたいが為に。この物語へと繋げるために書き続けてきたものでした。
 途中にでてきた、フレさん達を元にしたキャラクター達も思った以上によく動いてくれまして。個人的には、よく繋がった物語に仕上げられたと思います。

 この物語の同時間軸別視点の物語を相方が書いてくれていますが、向こうの後書きにも有るとおり、「どうやったら殺せるかなぁ」という会話から襲撃シーンは生まれました。
 主人公や気に入ったキャラを絶望の縁にたたき落とすのが大好きな書き手が書くとこんなんなります(・・ )

 それでは、またいつかの、物語にて――

 テーマソング『可能世界論』
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ジャンル : オンラインゲーム

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ハッピーエンドじゃない⁈

北欧の話の如く、主人公の無残な結末とサポパへの無慈悲な指令は、あたしの予想を超えたよ(^_^;)

この話は余韻が凄いね(>_<)

Re: ハッピーエンドじゃない⁈

<り~ぜさん
 余韻まで楽しんでくれたなら何よりでスサ♪((ノ・・ノ))♪
 初めはサポパごと消失する世界を想像してたなんて言えない……(・・ )

お疲れ様ー
やはり円満ハッピーエンドは俺も合わないのがよくわかったわw(ゲス顔

Re: タイトルなし

<カズさん
 円満な終わりなんてリアルじゃ早々紡げないですからねー。
 まぁ、この世界は一つ、重要な要素が存在する世界なのですがね(・w・)
プロフィール

ヴァント

Author:ヴァント
 PSO2世界を旅する、気楽な放浪者の綴り草です。
ツイッターやってます。

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