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閑話休題――二人の能力について

 なんか死ぬっほど長い時間かかった気がする、何故だ(・・ )
 という訳で、以前書いていたユッキー&リユイの力についての補足事項です。追記からどぞ。
 それと相方のとこに書いてきたデータ全部持ち帰り忘れた(;; )



「2! ……外れか、後1枚なのに。あ、そーいやさー、ユッキー」
 マスターであるヴァントが入手してきた、ドメモなるゲームをプレイしながら。
 リリィはふっと思い出して、次番のユキナミに声をかけた。
「3! ん、どしたのー?」
「ぴぴー」
 彼が座る前に並べられた、彼に見えないように置かれた、数字が書かれた木の札の中から、ラピピが3の札を引っこ抜く。
「ぴぴ!」
 そのまま、ラピピが脇に置いてある紙製のカードで「7」を掲げる。ラピピの前に並んでいた木札の中に、一枚だけ、その数字が書かれた物があった。
「ん、あるよ、らぴぴー。えっとね、さっきの戦闘について聞きたかったの。あの、ラグネと戦ってた時の奴」
 リリィが其の札を回収しながら、ユキナミに言葉に声を被せる。
「ふみゅ、みゅー……4!」
「4? 残念、ないよー。あー、全力?」
「そそ。全力っていうのが何なのかは分からないけど、たぶんそれだね。あの、紅と黒の光の奴。それに、リユっちのあの滅茶苦茶なフォトン量も。後、1ね」
 残念そうに気を落とすくーを後目に、リリィは淡々と問いかける。されど意識は深く、集中して。
 リリィがこの主従と共に行動するのは、今回が初めての事ではない。されど、今回のような現象を見たのは初めてだ。今回ほどの危険に見舞われたこと自体が、珍しくはあるけれど。無論、他のアークスとの旅路においても。珍しい以前に、原理すら分からない。
「お、当たり。一抜けおめでとー。んー、原理っつってもよく分かってないんだけどなー。いつの間にかこうなってただけだし。6!」
「外れー。こうなってた、っていうのは? 何か元があるの?」
「ぴぴ!」
「あったりー、2抜けだねー。元はフューリースタンスだよ」
 ラピピの前にあった最後の札を抜きながら、至極当然と答えた彼に、リリィは思わず瞬きをして、
「――いやいや、明らかに違うっしょ」
 即座に否定を口にした。
 彼が答えたフューリースタンスは、ハンターが持つスキルの一つ。一般的なアークスでも使用できる能力で、自身の力を引き上げる代わりにフォトンの耐久力を引き下げるもの。使用者の能力に従って強化されるため好まれることも多いが、防御時に受け止めるフォトンが減少すると有って、使用者はさほど多くない。
 ただ、本来は攻撃力を高めるだけの能力であって、尋常じゃない俊敏性は明らかに別物。フューリースタンスを使い続けて洗練されていくのだとしても、これは全くの――
「違うのは防御に回るフォトンが全部攻撃と足に回ることかな」
「――はぁっ!?」
「みゅ!?」
 手のひらで5を示していたくーが、驚きに肩を固めて凍り付く。
「あ、ごめん大きな声だして。全部ってどーいうこと?」
「ゆ? ゆー」
 くーの前、最後に残っていた札を抜きながら重ねて問いかける。
 今までの放浪の中で、フューリースタンスの使い手に出会った事が無い訳じゃない。だが、どれだけスキルを熟知した人で有っても、動かすのは二割が限界。其れですら、殆どの人は生存率の低下から、使いたくないとギリギリまで使用を押さえる始末。
 増してや十割など、正気の沙汰ではない。出来るのだとしても、一撃貰えば死に至る状況に好き好んで誰がなるものか。
 其れに、足の強化とくれば、最早フューリースタンスがもたらす効力からはかけ離れて違う。あからさまに別種である。
 第一、あの紅黒の光は、明らかにフォトンとは違う。むしろ、その逆――
 だが、彼は其の反応に慣れているとばかりに笑った。もう既に、彼の前にしか置いてない札を片付けながら、楽しそうに笑う。
「誰に話してもそんな反応されるよ、僕しか使える人見たこと無いしね。掠っただけでもかなり危ないし」
「私共々驚かれますよね、残念ながら。えぇ残念ながら」
「――共々ってことは、その……リユイも?」
 恐る恐る、聞いてみる。一介のサポートである彼女までもが、まさか――
「えぇ。私の場合は、法撃力の激化とフォトン吸収効率を最速化しますね――マスター同様、全ての防御フォトンを失いますが。あの状況下でのみ、全ての羽根を扱えます」
 ――どう考えてもサポートが有して良い力じゃないんですけど。其れ、フォトンフレアとフォトンコンバートだよね……。
 先の戦いで見せた、空を舞いながら四箇所からの連続法撃という、誰が見ても異常な光景。
 あんな芸当が出来るフォースやテクターを、見た覚えはない。其れが、どんな高レベルのアークスであっても、尚。ケートス・プロイを発動させたフォースの連弾であっても、あそこまでの速さは不可能だ――そもそも投擲されたタリス5つ全てを使いこなせる時点でありえない。
 ――傷ついたら危ない、っていうけど、そもそも追いつかないよあの速さじゃ……。
 もし、たった今。今この場で、この二人が相手に回ったとして。この二人の片方に、一撃を入れられるだろうか――発動させられた状態で。
 考えるまでも無い――不可能。下手をすれば弓を番える前に切られて終わる。
 ――乱戦なら? 未曾有のダーカーを一撃で消し去った一撃を前に? いやいや、絶対無理。
「――おっかないなぁ、ほんと……」
「ん、どしたのー? 二回戦行かないの?」
 ザー、と慣れた手つきで木札を混ぜ返しながら、ユキナミが不思議そうに首を傾げる。
 其の瞳には何一つ異様な光は無く、何処にでもいる遊び好きの子供だと、そう思われる様相で。
 ――……ま、今はいいか、難しいこと考えないでも。
「いやいや、行こうじゃない! 今日はオフだしね、遊び倒すよー!」

 結局、こうして突発的に開かれたゲーム大会は、リユイ作のドーナツが提供されるまで続けられる事となった。

――あとがき。

 いや、前回の話から随分と遅くなりました。なんでこんなに掛かったんだろう、この程度の短い作品に……。
 という訳で、戦場の花嫁4作中で見せたユキナミとリユイの力についての解説文でした。
 ユキナミ⇒全防御能力を攻撃に特化させているため、ダガンの一撃でも喰らえば致命傷です。その代わり、ラグネの足を一撃で壊す程度の力と、常にカタコンモードレベルの速度。
 リユイ⇒同上。その代わり、5つのタリスを自動展開と法撃力の向上、かつテクニックを途切れる事無く放ち続けられる。

 こんなんゲーム中に居たらバランスブレイカーってレベルじゃありません(・・ )
 後、作中で彼らがプレイしてたゲームは実際に存在するゲームです。かなり面白いよー。
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 PSO2世界を旅する、気楽な放浪者の綴り草です。
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